社報shinko〜親交〜　2006年11月号

皆様大変ご無沙汰しております。東京営業部の宮崎です。憶えていますか？まさか最近会社で見なくなったので辞めちゃったと思っている方いませんか！？なぜか今アメリカにいるんですよ！

ご存知の方もいらっしゃると思いますが社員研修の一環として、私は8月下旬からミシガン州立大学（以下MSU）付属の語学学校で英語を学んでおります。ちなみに住まいはMSU内にある巨大な学生寮の一室です。寮といってもワンルームオンリーの巨大な市営住宅のようなものですね。MSUがあるイーストランシング市は緑豊かなとても美しい街です。言葉を替えればただの田舎とも言えます（日本の田舎のイメージとは若干違いますが）。こちらに来た当初は「こういう静かなところでの生活もなかなかいいよな〜」と気楽に構えていたのですが、少し認識が甘かったようです。神戸で生まれ育ち東京で仕事をしている私にとって、よくよく考えてみると田舎暮らしというものを経験するのはこれが生まれて初めてなのです。娯楽がない、飲み屋もない、何もない……。いるのは木陰で戯れる大きなリスくん達。もうリスは勘弁。下町の野良猫ちんプリーズ……。あっ、そういえばひとつありました、大きなビッグイベントが！MSUはアメリカンフットボールが非常に盛んで、MSU内の巨大な専用スタジアム（何と約8万人収容可能！それでもチケット入手は困難なようです）で試合のある土曜日は通りが大変賑やかになるんですよ！と言ってもアメフトにまったく興味がない私にとっては、何の足しにもなりませんが。ミシガン恐るべし……。

ただし、視点を変えればこれほど勉強に適した素晴らしい環境もなかなかないと言えます。何しろ都会とは違い「ちょっと帰りに一杯！」等の甘い誘惑がほとんどありませんから。授業と大量の宿題（日本の大学と違い、とにかく宿題の量がハンパじゃない！）で毎日英語漬けになりながら日々悪戦苦闘しておりますが、来春帰国の際には今までとは一味違う宮崎卓也でみなさんにお会いできればと思っております。それではみなさん、また会う日までさようなら。

写真：MSU内にある野鳥の森通り