社報shinko〜親交〜 2012年09月号

ビューラー社 CDMプロセス研修

電池デバイス対策部 PEACE 森安 信彦

既報の通り、ビューラー社とプライミクスの電池製造技術提携に基づき、大阪本社では6月5日から、埼玉支社では7月3日からそれぞれ4日間、ビューラー社ご担当者へCDMプロセスの研修を行いました。大阪には4名、埼玉には2名が参加されました。プライミクスは電池デバイス対策部 PEACEから大畠さんと森安、通訳やビューラー社との対応窓口として海外課の辻さんで担当しました。
第1回研修では、フィルミックス® 80-50型を用いた小スケールでの電極スラリーの分散条件決定法と連続分散の確認を行いました。また、スラリー評価方法の指導も行いました。従来法である固練り分散の体験もしてもらい、実際に運転したときのフィルミックスの優位性や電気抵抗の改善を認識してもらいました。第2回研修では、生産スケールのCDMプロセスの研修を行いました。まず、フィルミックス® 80-50型による分散条件決定後、CDM125を用いた自動運転で100Lの負極スラリーの製造を行い、最後まで均一なスラリーが製造できることを確認してもらいました。また、CDMプロセス全体の洗浄と組み立ても体験してもらいました。ビューラーのご担当者は、我々が想像していた以上にスラリーやポンプ等の扱いに手慣れており、CDMプロセスに対する理解も充分にしていただきました。
第3回、第4回の研修はスイスのビューラー本社で実施予定です。海外との対応が増えると予想されますので、英語能力向上の必要性を強く意識した研修でした。


埼玉支社での研修風景

Lionel Bibollet さん(左)と Norbert Kern さん(右)
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