社報shinko〜親交〜 2013年03月号

社会人ドクターコース 〜東京農工大での研究記1〜

電池デバイス対策部 PEACE 金澤 賢次郎

金澤さん

昨今のシェールガス革命、産業、動力用リチウムイオン電池、第4世代携帯電話技術、アベノミクスによる製造業の期待感などメーカーにとって2013年は明るい兆しが見え始めています。一方でミキサーメーカーの技術者である一人としては画期的で全く新しいミキサーを心に抱き、空いた時間などにこっそりテストを行なう日々でしたが、ミキサーの技術について知れば知るほどわからないことや解明されていないことが、たくさんあることがわかり新製品開発への道は険しいと感じました。
そうしていた中、ありがたいことに会社から大学院での学習のお話をいただき、2012年度より東京農工大学で研究を開始させていただいております。もちろん今までの業務と平行して取り組んでおりますので大阪本社にいることがほとんどですが。大学ではミキサーの研究をはじめ、粉体特性を基礎から体系的に学び、セラミックス、電池、ポリマー複合体など微粒子を原料とする各種材料の応用技術について理解を深める勉強もさせていただいております。研究内容の詳細は発表まで紹介できませんが、書き出し始めに列挙したような花形産業に貢献できればと思っております。

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