Today's Notables 2015年06月

新中期経営計画 CHANGE

代表取締役社長 古市 尚


CHANGE 2012年〜2014年度の中期経営計画“MOVE”が終わり、今年度より2017年度までの3年間の新中期経営計画がスタートしました。今期は8月に本社、工場の移転を計画しており、組織のあり方、仕事の仕組み、仕事の進め方などを再検証し、より効率的でレベルの高い仕事ができるように「変える」絶好の機会と捉えております。その様な背景から新中期経営計画の名称は“CHANGE”としました。ポスターデザインにはおもちゃのLEGOを連想するブロックを使い、結び合わせ、関連付け、組み合わせなど部署内、他部署と連携して創造的な成果を生み出す仕組みを作ることを表しています。また、LEGO社はマーケティング戦略やブランド戦略で成功している象徴的企業です。2004年度の売上は1,560億円でしたが、1998年〜2004年の間に4回赤字を出しており、収益的には赤字体質の会社でした。その後、新社長を迎え過去のやり方にこだわらない手法でサプライチェーンをすべて見直し、マーケティング戦略を「1人遊び」から「競争するレゴ」へ変え、2014年には売上を10年前の3倍の5,400億円にし、営業利益は10年前の売上を上回る1,680億円になるまでに経営改善を行いました。当社もLEGO社のように既成概念、固定観念に捉われず「変えていける企業」にという思いを込めて、この様なデザインを採用しました。

新中期経営計画“CHANGE”では、5 way positioning という手法を用い、まず競争優位に立つためのポイント5項目を定め、その中で上位2項目に焦点を絞って強みを伸ばしていくTop2 活動に注力します。但し、他の3点については及第点であることは必須です。Top2活動に取り組むと同時に各部門でお客様の「安心 信頼 驚き 感動」につながる行動は何かを明確にし、その行動に全社員が取り組むことで、プライミクスの成長をめざします。また、既成概念をくつがえす豊かな発想を作り出す企業風土の醸成にむけて、社員教育制度の充実にも取り組みます。

当社では経営戦略会議などで話し合いを重ね以下の「製品力」と「共感性」をTop2としました。

Top1 〈製品力〉
当社は機械メーカーであるため、お客様の要望通りの仕様、どこよりも信頼できる性能、耐久性を備えた製品をお客様に提供することを最重要ポイントと考えています。「プライミクスの製品は他社より高くても、買って絶対に損はない」と言っていただける製品を製造し、設置し、メンテナンスすることです。各部署の人たちが、どこにも負けない製品作りという「こだわり」をもって業務に取り組むことで卓越した製品力が実現できると考えています。

Top2 〈共感性〉
共感性は、攪拌でお困りのお客様に「とにかくプライミクスに相談してみよう」と考えてもらえることがあるべき姿です。「率先して要望に応えよう」とする社員の気持ちや、「正直さや誠実さ」が感じられる行動を常にとることが共感性につながります。淡路島新本社/工場ではプライミクスのABC活動を徹底的に行うことで、「これだけ整理、整頓、清掃が行き届いて清潔を保っている職場であれば、仕事をお願いしても安心」とお客様に感じていただくことができると考えています。

これからの3年間は「固定観念に捉われず、自分、思考、行動、未来を変えて行こう」を合言葉に飛躍の3年間としたいと考えておりますので、ステークホルダーの皆様のご理解、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。

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