攪拌技術セミナー Mixing Vision 2017 開催概要

 

日時 : 2017年12月7日(木) 10:00〜18:30
会場 : 東京品川 コクヨホール
受講料 : お一人様5,000円 ※消費税込、昼食付、懇親会付

 

定員 : 300名
主催 : プライミクス株式会社 乳化分散技術研究所®

 

プログラム

 

10:00〜10:30 スケジュールのご案内、開会ご挨拶


10:30〜12:00 技術講演 セッション1(90分)

弊社で研究開発に携わる3部門より最近の研究開発事例を中心に講演させていただきます。(各30分)

 

 

■乳化、微粒化、単分散化における攪拌技術の寄与と応用

【講師】乳化分散技術研究所® テクニカル・ディレクター 博士(工学) 高橋 唯仁

微粒子の集合状態および分散性の制御は、素材の機能を引き出し、高品質、高付加価値製品を創出するための重要な因子の一つである。微粒子の分散性制御には、二つのアプローチが考えられ、一つは、粒子の表面処理や形状の制御など素材レベルでの改良による化学的アプローチ、もう一つは、高速攪拌機による機械的な分散技術による物理的なアプローチである。本講演では、機械的作用による分散技術の進化と攪拌機の選択に伴う二次的な物性変化について、特に微粒化、単分散化の事例と、特に医薬、化粧品領域に応用可能な様々なメリットを紹介する。

 

■CFDシミュレーションを用いた高速攪拌機の研究開発

【講師】経営企画部 知財/開発課 博士(工学) 金澤 賢次郎

高速攪拌機はプロペラミキサーなどの混合を目的とする攪拌機と比較して、回転部の先端速度が秒速25m程度の高速になるため、流体挙動の観察が難しく乳化分散の原理について不明点が多く残る。また処理する流体についても水あめなど粘度の高いものや非ニュートン性を示すものなど多様な流体を扱うため、体系的な研究を難しくしている。近年の学術学会ではコンピュータを利用したCFD(流体力学)シミュレーションが進歩を遂げている。攪拌関連の論文と研究発表においてもCFDシミュレーションを利用したものが3割程度まで増えてきており、当社でも化学工学会などを通し研究を行っている。今回はCFDシミュレーションを利用したフィルミックス®の分散、乳化特性の研究事例と新製品レヴィアスタア®の開発事例を紹介する。

 

■リチウムイオン電池分野における分散技術の開発 〜高品質な電極スラリーを目指して〜

【講師】電池デバイス対策部 PEACE 技術開発課 博士(工学) 川久保 舞子

リチウムイオン電池の用途は多岐にわたるが、中でも車載用バッテリーの需要は拡大し、高効率な電池製造技術が必要とされている。当社では薄膜旋回型ミキサー フィルミックス®を用いた電極スラリー連続製造システムCDM(Continuous Dispersion Mixing)プロセスを開発し、従来の製造プロセスに比べて生産性の高いスラリー製造技術を開発してきた。このプロセスでは短時間での均一分散が可能である。ただ、高品質な電極製造のために実際の生産現場では、スラリーの分散性だけでなく最適粘度への調整や貯蔵タンクでの経時安定性などが求められる。本講演では三元系活物質を用いた正極スラリーを中心に、生産現場で要求される高品質な電極スラリーの製造技術開発の動向を紹介する。


12:00〜12:45 昼食


12:45〜14:15 技術講演 セッション2(90分)

化学工学会や日本レオロジー学会でご活躍中の山口大学の佐伯隆氏に、レオロジーを中心にスラリーの評価方法やその解釈についてご講演いただきます。

 

 

■スラリー調製に関するレオロジーの基礎とその応用〜レオロジーコントロールと粒子沈降防止技術〜

【講師】山口大学 大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境学分野 教授 佐伯 隆氏

粉体に適当な液体を加えて均一分散させたスラリーは、粉体の輸送、貯蔵の利便性やハンドリング性の向上のためにしばしば利用される。スラリーの調製技術において、その流動性を評価する指標として「粘度」が使用される。しかし、スラリーは固体濃度が高いゆえに、その粘度特性が単純ではなく、非ニュートン性、チキソトロピー性、粘弾性など、耳にしたことはあるものの、今一つ理解しにくい現象を含んでいる。このような複雑流体の挙動を取り扱う学問領域がレオロジーである。本講演では、複雑流体の挙動を測定方法も含めて解説し、レオロジー特性をどのようにスラリー調製に活用していくかを実例を示しながら講演する。


14:15〜14:45 コーヒーブレイク


14:45〜16:15 技術講演 セッション3(90分)

株式会社資生堂で36年研究開発業務を中心に携わり現在も技術士として講演活動をしておられる福井寛氏に、粒子の表面処理や分散技術についてご講演いただきます。

 

 

■化粧品における粒子の表面処理と分散

【講師】福井技術士事務所 代表 福井 寛氏

化粧品には肌色を美しく魅せる顔料、紫外線から肌を護る紫外線防御粉体、においや余分な皮脂など不要なものを吸着する粉体など多くの粒子が使われている。化粧品用粒子は単独で用いられることは少なく、他成分と共存することが多い。このような場合、あるがままの粒子では表面の触媒反応などで他成分である油が酸化したり、香料や薬剤が分解したりして、変臭や変質を起こす場合があり、粒子の表面処理が必要となる。また、粒子を水、油、エマルションなどに混合する化粧品は均一分散が必要で、粒子分散は重要な技術となっている。本講演では化粧品にとって重要な粒子の表面処理と分散について述べる。


16:15〜16:25 閉会挨拶


16:30〜18:30 懇親会

 

お申込み方法

 

当セミナーは完全予約制です。
参加ご希望の方はWEB申込フォームよりご入力いただくか、申込書をダウンロード(PDF 640KB)してFAXにてお申込みください。みなさまのご参加をお待ちしております。

※受講料は事前振込です。振込先は申込受付後、弊社よりご連絡いたします。
※当セミナーは、弊社のお客様限定となっております。同業他社の方のお申込みはご遠慮ください。

 

お問い合わせ

 

プライミクス株式会社 パブリック・リレーションズ
Tel. 03-3455-6011 Fax. 03-3455-6071
E-Mail. info@primix.jp
営業時間 9:00〜17:30(土日祝祭日休み)

 

「Mixing Vision(ミキシングビジョン)」は、企業で研究や生産に携われている方や大学教授など、攪拌技術に精通されている方をお招きし、研究成果の発表や攪拌理論のプレゼンテーションをしていただいている技術講演会です。1975年にミキシングサロンの名称でスタートしました当セミナーは、隔年で開催しており、今年で19回目を迎えます。

 

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