社報shinko〜親交〜 2011年12月号

会長レポート:義援金贈呈式、中華民国建国百年 国慶双十節に参加

会長 古市 實

■義援金贈呈式

近畿地方に在住し、埼玉県にゆかりのある個人、法人でつくる「近畿埼玉県友会」は9月20日、東日本大震災で県内に避難している被災者の支援に役立ててほしいと、有志会員から募った義援金を埼玉県に寄付しました。上田知事に目録を手渡し、感謝状をいただきました。近畿埼玉県友会は1954年5月に設立し、企業誘致活動をはじめ、幅広く埼玉県を支援しています。

写真:上田知事(中央)を囲んで

■中華民国建国百年、国慶双十節に参加

私が大阪日華親善協会に入会し、理事長の拝命を受け35年になります。本年9月新阪急ホテルにおいて、創立45周年の記念祝賀会が盛大に行われました。祝賀会には、塩川正十郎先生や中山正暉先生など多数の名士の方の参加もあり盛況でありました。また、10月7日にはリッツカールトンホテルで台北駐大阪経済文化辧事處 處長 黄諸侯先生の主催で建国百年(辛亥革命100周年記念大会)の国慶節祝賀行事に招待されました。日台友好団体、個人多数が集い慶祝の一夜を過ごしました。さらに10月10日には、台湾において建国百年国慶双十節に訪華団団長として20名の協会会員と共に参加し、盛大な慶祝行事に招かれたのであります。特に慶祝行事は、昨年と異なり最新の軍備を一般公開し、平和維持を強調するようなパレードでありました。
私が最初に台湾を訪れたのは、昭和19年8月戦闘訓練のため台湾南部 佳冬、彰化飛行場で約3カ月を過ごしました。住民の方々に快く迎えていただき、温和な性格で良く協力していただきました。その頃から台湾は大変親しみ深いところだと認識しておりました。終戦時に戦勝国であった中華民国の蒋介石総統が「以徳報怨」という対日政策により、天皇制の保持、ソ連による国土分割占領の阻止、200万人以上の在中国人・日本人軍官民の早期返送、対日賠償権の放棄の4項目の停戦協定で日本は戦後奇跡的な復興を成し遂げ、今日の発展を見ることができたのであります。このお礼として関西財界が大阪日華親善協会を発足したのであります。今後も日華親善を通して、ますますの発展を祈っております。

写真:前列中央は台湾外交部亜東関係協会秘書長 黄明朗(こうめいろう)氏

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