社報shinko〜親交〜 2013年02月号

第53回 電池討論会 参加報告

電池デバイス対策部 PEACE 森安 信彦
乳化分散技術研究所 本社研究室® 川久保 舞子

福岡市のヒルトン福岡シーホークにて、第53回電池討論会が11月14日〜16日まで3日間の日程で開催され、400名ほど収容できる9会場に分かれて600件以上の研究発表が行われました。当社からは乳化分散技術研究所®の川久保さんが負極スラリーについて、私が正極スラリーについて、スラリーの分散状態が電池性能に密接な関係があり、フィルミックス®により分散状態を調節できるという内容で発表を行いました。分散についての発表はあまりありませんが、重要なプロセスですので今後も分かりやすくPRする必要があると感じました。(森安 信彦)

森安さんが登壇されていたちょうどその頃、私も隣の会場で発表を行っていました。「リチウムポリマー二次電池用黒鉛負極の電極構造と電池特性」というタイトルで、フィルミックス®の攪拌条件によって電池特性が変化し、その一因として攪拌条件によって変化する電極内構造が影響しているという内容です。私事ですが、今回の電池討論会では各発表に対する理解や関心が高まり、成長を実感することができました。三重大学卒業まであと一年あまり。残りの期間で少しでも多くの知識と経験を詰め込めるように頑張ります。(川久保 舞子)

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