社報shinko〜親交〜 2021年06月号

新中期経営計画の概要

代表取締役社長 川 淳

月島機械グループの一員になってから一年が経過しました。この間、みなさんの日常業務においても少なからずグループ入りした変化を感じているのではないでしょうか。そして、いよいよ今年度からは大きな変化となる新中期経営計画(中計)がスタートします。“新生プライミクス元年”とも言える年の始まりです。 そもそも中計とは何か。それは、当社としてこれから大きく成長するために高い数値目標を掲げ、その達成に必要な施策を検討し、全社員で施策を実施、成果を追求していく活動です。当社の場合、その活動を3年サイクルでまわしています。当然ながら数値目標には明確な根拠も必要になります。なぜその数字を達成しなければならないのか?それは、全社員の数値に対する納得や共感が得られなければ、施策を実施する段階において気持ちが入らないためです。基本的に会社は人間と一緒だと考えています。自分たちの健康状態がどうであるかを可能な限り数値で把握し、病気(問題点)があれば早期発見(施策の検討)、早期治療(施策の実施)をして、より良いものに変えていく。もし、体力が落ちているのであれば、少々厳しいトレーニングをして筋肉質化を図るということです。 このことを念頭に置いて、新中計の概要を今一度確認してみたいと思います。

まず、心得ておかなければいけない当社の経営上の命題です。それは、1)財務体質の改善、2)収益の安定化、3)親会社(月島機械)への配当です。1)については、現在の自己資本比率は約20%であり、これは同業他社や一般的な製造業のレベルから見てももう少し頑張らないといけない数字です。これを克服するためには2)が必要になってきます。当社は単体機器やシステム案件の販売において、一定レベルの利益水準を保っていますが、ハード販売は競争が前提であり、景気の波も受けやすい特徴を持っています。そこで重要となってくるのは、ソフトやサービスを提供していくことで企業として成長する分野の拡大です。つまり、「モノを売って収益を得るモデル」から「作ったモノの使用によって収益を得るモデル」への傾注です。当社の場合、乳化分散技術研究所®の活動に加えサービスの仕事も年々増加していますが、ここをこれまで以上に伸ばしていきたいと思います。3)については、より高い収益の獲得によって親会社(株主)に報いることが必要になってきます。これら1)〜3)を実現していくためには営業利益ベースで8億円程度の収益計上が命題となってきます。 ただし、現状の利益水準を鑑みると8億円はかなり頑張らないといけない数字です。当然ながら一足飛びには行きませんから、一歩ずつステップアップしていくことになります。新中計の最終年である24年3月期に対して5つの数値目標を設定し、6つの重点数値管理項目で管理してまいります。 次に、数値目標を達成するための主な重点施策です。これらの施策を全社員が何らかの関わりを持って実施し、成果を得ることができればおのずと目標の達成は見えてくるはずです。

最後になりますが、21年3月期はコロナの影響で受注高や売上高は減少しましたが、営業利益は期初計画を達成し、粗利率や営業利益率も近年にはない高い水準を得ることができました。厳しい事業環境下でもしっかりとした実力を持っている証だと思います。新中計に対しても役職員が一丸となって取り組めば必ず達成できると確信しています。みなさん一緒になって力を合わせて当社の新しいステージを共に創りあげていきたいと思います。みなさんの頑張りに期待しています。

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