社報shinko〜親交〜 2022年06月号

フルハーネスの特別教育

技術本部 システム設計部 システム課

2月から3月にかけて本社にて、月島機械中央安全委員会主催のフルハーネス型墜落制止用器具の特別教育が、技術本部と生産本部を対象に行われました。今回の特別教育実施の背景は、高所作業時の墜落防止対策として使用される安全帯について、従来の胴ベルト型に代わり2022年からフルハーネス型の着用が義務化されたことによるものです。(※条件により胴ベルト型も使用可能です。)特別教育は学科と実技に分けて行われました。学科講習では作業や器具に関する知識、労働災害の防止に関する知識、関係法令について学び、実技講習では墜落制止用器具の使用方法について学びました。フルハーネス型安全帯を着用して実際に吊り下げられる体験をすると、想像を超える負担が体にかかることがわかり、万が一墜落事故が発生した場合、安全帯で助かったと安心するのではなく、そこから一刻も早く救出をしないと二次災害につながる恐れがあるということを知りました。今回受講した人には修了証が発行され、高所作業時の安全意識もより高まったと思います。今後も常に安全、安心の作業を心がけて業務に取り組んでまいります。

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