Today's Notables 2005年07月

第9回 中国国際美容化粧品博覧会(ビューティービジネスフェアin上海)

代表取締役社長 古市 尚


る5月11日〜14日の4日間、「第9回 中国国際美容化粧品博覧会(ビューティービジネスフェアin上海)」が上海新国際博覧センターにおいて開かれ、当社は上海藤凱鼎和机械有限公司(Shanghai TK Primix Inc.)からその展示会に出展した。

上海新国際博覧センターは浦東地区にあり、上海の中心街からは川を越えなければいけないが、浦東国際空港からはリニアモーターカーに乗ると7分、最寄の地下鉄駅からは600mという立地である。このセンターは、メッセ・デュセルドルフ、ドイツ・メッセ(ハノーバー)、メッセ・ミュンヘン、上海新国際Expoの4社が約225億円出資し、2001年に開業した。現在使用されている部分は、東棟が2館、西棟が5館あり、23,000m2の広さである。計画では2006年には延べ床面積が103,500m2になり、屋外スペースは100,000m2になると発表されており、さらに2010年までには延べ床200,000m2、屋外部分130,000m2となる。よく我々が展示会で使用する東京ビッグサイトが敷地面積243,419.46m2、延べ床230,873.07m2、展示面積80,660m2となっているので、延べ床ではほぼ同等の大きさになると考えていいだろう。


上海新国際博覧センター外観

上海TKブースの準備中風景

会場の雰囲気


今回のビューティービジネスフェアは、東棟を2館、西館を2館使用して行われた。そのうち、3館が化粧品会社、エステ関連のブースで、残りの1館が包装材料、製造機械関連となっていた。日系企業ではOZブランドで上海資生堂様が出展していたほか、メナード様も出展されていた。一部の情報では、デモなどによる日中関係情勢から、出展を中止した企業もあると聞いた。そのデモの話であるが、当社の社員も3名が上海市内から通勤しているが、その者でさえデモなど反日運動があったことは知らなかった。それもそのはずで、中国国内では、新聞やテレビではそれらの情報が一切報道されず、自分の目でデモを見た人しか知らないと言っても過言ではない。会社がある場所は一応上海市の工業区であるが、工業区担当の役人から親切に「何かあるといけないので、土日にも誰かが出勤し、何かあればすぐに連絡するように」という話が事前にあった。多少の不安はあったようだが、我々の工業区では土日にはほとんど人影が見られないほどの場所なので、やはり何事も起こらなかった。

話を展示会に戻すと、準備段階で気づいたことは、日本ではグラフィック関係でもコンピュータが当然のように導入されているので、会社のロゴマークなどもカッティングシートで綺麗に製作されるが、中国の場合、内装業者によってはコンピュータでカッティングする機械を持ってないらしく、歪なロゴマークとなるのが、なんとも納得がいかなかった。また、搬入のトラックを見ているとユニック車というのがないようで、重い機械類でも人の手とフォークリフトのみの積み下ろしとなるのが、違いを感じた点だった。

展示会はかなり盛況で、特に化粧品関連の展示棟は通路が人で溢れていた。展示会場の通路はすべて絨毯が敷きつめられ、綺麗な出来上がりなのだが、開場から2時間もすると、その通路はゴミだらけになってしまう。チラシなどを配っている量は日本の展示会と変わらないと思うのだが、要らないものは床に捨てる習性のある人が多いようで、あっという間にゴミだらけの通路と化してしまう。当社ブースには、連日160〜180名の方が訪れ、カタログの請求や商談が行われた。


化粧品コーナーは大人気

メイクショー

上海TKブースも大盛況!

今回の当社ブースの目玉は、上海TK製のアヂホモミキサー100L(右の写真)である。せっかく中国で製作するのだから、特徴のある機械を作ろうと思い、私の友人のデザインスタジオにデザインを依頼した。コンパクトで清掃性、洗浄性がよく、しかもデザイン性に富んだ画期的な機械である。最重要である攪拌部は日本製であるが、その他の部分は中国で製作を行なった。何事も簡単に計画どおり行く国ではないので、上海TKの総経理である植村には大変な苦労があったことが容易に想像できるが、今回の展示会に照準を当て作りきったので、今後その苦労が中国での生産に還元されることが期待される。
今回の展示会では展示会主催者が優秀な商品や包材、機械に賞を贈るのだが、光栄なことに上海TK製のアヂホモミキサー100Lが、機械部門での金賞を受賞したことをご報告したい。この機械は溶解槽もセットになっており、特注なしの標準機として日本国内でも販売予定である。ご興味のある方はぜひ、当社営業部までお問い合わせいただきたい。異国で新しいことにチャレンジすることは大変なエネルギーが必要で、並大抵なことではないが、中国の地の利を生かし、顧客満足度を高められるような努力をして行きたいと感じている。
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