研究職

    お客様とプライミクスの接点を作る研究拠点。

    乳化分散技術研究所では、お客様の課題を解決できるかを受注前にテストする「プライミクソロジー・チャレンジ」を行っています。また、新製品や用途の開発、展示会への出展や学会誌への投稿、お客様先や外部セミナーでの講演など、幅広い業務を通じてお客様とプライミクスを結ぶ研究拠点です。

    1. プライミクソロジー・チャレンジを行い、受注へと導く

      プライミクソロジー・チャレンジ(来社テスト)は、受注の鍵を握る重要なプロセスです。自ら提案した条件でテストが成功し、受注に繋がった時や、完成した実機を見る時は大きな達成感を得られます。

    2. プライミクスの研究や開発の成果を、より多くの人へ伝える

      展示会、セミナー、学会誌など、研究や開発の成果を外部に発信する機会がたくさんあります。研究者でありながら、プライミクスを知ってもらうための営業や広報の一端も担います。

    Crosstalk 02

    研究職 上司×部下クロストーク

    2009年新卒入社

    S.T課長

    大学で機械工学を学んでいたことから、就職活動で機械設計ができる会社を探していた時にプライミクスに出会う。攪拌機の面白さに惹かれて入社後、乳化分散技術研究所 用途開発課に所属。大阪府出身。

    2019年新卒入社

    K.Sさん

    所属していた化学工学系の研究室の教授に同行した学会で、プライミクスの社員と会ったことをきっかけに採用選考に進んで入社。乳化分散技術研究所 用途開発課に所属。長崎県出身。

    2024年新卒入社

    H.Tさん

    大学で理工学を学びUターン就職を希望し、プライミクスの会社見学会へ参加。社内の雰囲気や研究の仕事に興味を持ち入社。乳化分散技術研究所 用途開発課に所属。淡路島出身。

    乳化分散技術研究所の仕事について詳しく教えてください

    プライミクソロジー・チャレンジ(来社テスト)や、開発、広報活動、講演に取り組む研究拠点。

    • S.T課長

      乳化分散技術研究所の仕事は多岐にわたります。まず一つ目は、「プライミクソロジー・チャレンジ」という来社テストです。お客様に来社いただき、当社の機械や技術でお客様が作りたいものを作製できるか、課題を解決できるか、小型機から大型機へスケールアップできるかなどを検討していきます。

    • K.Sさん

      社内にあるチャレンジルームには各種ミキサー機を常設し、最大100リットルまでのテストが可能です。テストを経て受注になれば、テスト結果をもとに技術部が設計を進めていく流れになります。来社テストは、淡路島本社と千葉県にある八千代研究室の2ヶ所で実施しています。

    • H.Tさん

      二つ目の仕事は、研究業務です。研究所は「新製品開発課」と「用途開発課」に分かれています。一人ひとりがテーマを持ち、新製品開発課は新しい攪拌機の開発を担当、私たちのいる用途開発課では既存製品の新たな活用方法を研究して、営業部門がお客様に提案するためのデータや資料を蓄積しています。

    • S.T課長

      三つ目は、展示会への出展や学会誌への投稿です。年間5〜6回ほど、外部のさまざまな展示会に出展しています。プライミクスを知っていただいて来社テストに繋げる、広報活動の一環にもなっています。

    • H.Tさん

      四つ目は、お客様先や外部セミナーでの講演業務です。お客様の会社で技術説明会や、各種団体から依頼を受けて講師としてセミナーに参加しています。研究所主催の「攪拌技術セミナー」も年に1回行っています。

    • K.Sさん

      こうして改めて挙げてみると、当社の研究職は営業や広報のような業務も経験できるのが特徴的ですよね。セミナーでの講演数も、他社に比べると多めだと思います。

    • S.T課長

      そうだね。珍しいかもしれないけれど、話すスキルが身に付くことは研究者にとってプラスになると思ってる。攪拌条件の提案や設定方法などの説明をする際には、お客様に納得していただくことが肝心。論理的かつ明確に話すことが、「プライミクスに頼んでみよう」という後押しになることは十分あると思うよ。

    乳化分散技術研究所の面白さ、やりがいを教えてください

    来社テストから受注、完成品へ。成功体験が成長の糧になる。

    • H.Tさん

      提案する条件で来社テストが成功するとやりがいを感じます。テストの回数は案件によって異なりますが、目標の状態を目指して何度もテストを重ねている案件もあります。攪拌部の構造、回転数、温度、材料の調合率などを変更しては試行錯誤して、先日ようやく目標とする状態になったんです。「成功した!」と思ったんですが、機械の方が耐えきれずに壊れてしまって…。

    • S.T課長

      解決方法や条件の組み合わせは無数にあって、「これだ!」という数値を見つけ出すのは本当に難しいよね。化粧品、化学、食品、電池と、当社のお客様の業界が幅広いということは、扱う材料、手法、気をつけることもさまざま。実際にテストしてみないと分からないから、経験を積んでいこう。

    • H.Tさん

      はい!テストが上手くいき、その結果受注に繋がった時はとても嬉しいです。そして、製造されてスケールアップした完成品を見た時は感動します!

    • K.Sさん

      私は先日、初めて技術説明会でお客様の前で話しました。終了後に書いていただいたアンケートで、「分かりやすかった」「感覚で作業していたが、数値化して考えることの重要性が理解できた」などという回答をいただいて、やってよかったと感じることができました。

    • S.T課長

      説明会やセミナーでは、ある程度の経験を積んでお客様に何を聞かれても応えられる知識を持っていないといけない。K.Sさんならいけるだろうと思って、今回からお願いしたんだ。課員の成長が私の仕事のやりがい。K.SさんにもH.Tくんにも、ゆくゆくは200人規模のセミナーで講演できるようになってもらいたいと思ってるよ。

    • H.Tさん

      いずれそうなれるように、地道に頑張っていきます!

    これからの目標を教えてください

    研究所の使命を見つめて深化させ、次代のプライミクスを牽引する。

    • S.T課長

      限られた人数で多くの仕事に取り組んでいるからこそ、管理職としては業務の見極めをしていくことが必要だと考えています。今後の会社の成長を考えると、研究開発への取り組みにはより一層力を入れていきたいです。

    • K.Sさん

      理論や計算上で理解できても、実際の機械の設計や製造については分からないことがあるので、他部署に異動して攪拌機の知識を身につけたい気持ちがあります。そして、再び研究所に戻ってきて、他部署で得た知識を研究所の仕事に活かすことが、私の密かな目標です。

    • H.Tさん

      私はまだまだ知見や経験が浅いので、これからさまざまな分野の知識や経験を身につけて、来社テストを任せていただき、お客様に提案できるようになりたいと思っています。社内の人からも頼りにされるような、一人前の研究者を目指します。

    就職活動中の方へメッセージ

    • S.T課長

      どれだけ調べても考えても、何事もやってみなければ分からないものです。プライミクスではさまざまな分野のお客様と関わることができるので、自分が何をしたいか分からない方、「攪拌機って何?」という方も、業務を通して自分に合う何かが見つかると思いますよ。

    • K.Sさん

      淡路島というと遠方のイメージを持たれがちですが、明石海峡大橋を渡ってすぐなので通勤もしやすく、寮や社宅なども充実しています。研究所内はもちろん、他部署との風通しも良く働きやすい環境です。一度会社を見に来てください。

    • H.Tさん

      プライミクスはオフィスや工場が清潔で、社員食堂の昼食が美味しく、社員同士の仲も良い。私がプライミクスを選んだのは、事業内容への興味だけでなく、毎日過ごす場所として居心地が良いなと思ったことも大きいです。皆さんもぜひ体験しにいらしてください。

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    プライミクスに興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。
    皆様にお会いできる日を楽しみにしております!

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